【声劇台本】狂った時計 【コラボ用】

クレイブ(　)×エス(ネロ)

C：クレイブ E：エス (曲入り) C: 私はクレイブ、花売りをしています。 毎日お花を売っては、生活の足しにするのです。 「お花はいりませんか、マダム、明日の朝を素敵に彩るお花はいかがですか。」 そんな簡単に買っていただけるとは思っていません。もしお花が全てなくなる、そんなことがあれば、大きな幸福か、大変な不幸が訪れた時でしょう。 「お花は、お花はいかがですか…」 （無音） E： 「…トレビアン…(小声で)」 （曲入り） E： それはまさに青天の霹靂、私にとっては一目惚れだった。 否、運命の出会いとでも呼ぶべきだろうか。街中で一人可憐な姿で花を売る君、私にはきちんと見えていたよわかっていたよもちろん！そんな君が助けを求めていたこともね？ 嗚呼なんと呼ぶべきだろうかこの感情に名前はあるのだろうか、今の私には見つかりそうもない空っぽの私の心を埋めてくれたのはそう、君だ。 C:「ボンジュールムッシュ、えっと、お花を買ってくださる、の？」 E:「…あぁもちろん！全てね？」 C:「…！メルシー！」 E:「ところで君、よかったら私の屋敷にきて、お花を飾っていってくれないか？玄関に飾ろうと思うのだが、私はどうもセンスがなくてね…」 C：「まあそんな、私のような者が…」 E:「きちんとお礼も出すから。頼むよ、ね？」 C:「で、では、失礼させていただきます…」 E:「君は、どんな風に藻掻いてくれるのかな…(ここまでは呟くように)さあて、マドモワゼルをご招待だ！」 E: 嗚呼、どうか君だけは！ 私から目を離さないでおくれ #声劇 #台本 #声劇台本 #掛け合い #しいるの台本 #しいる_狂った時計