【声劇 朗読】ヒロインになれない女の子
まり
【声劇 朗読】ヒロインになれない女の子
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切ないです。(๑╹ω╹๑ )
でも、まぁ。そんなもんですよね(。・ω・。)
好きな人に好きになってもらうって難しい。
好きな人が好きになってくれたら
めっちゃ嬉しい(*´꒳`*)
努力する女の子は可愛いと思います(。・ω・。)
はい。
台本
どんなに頑張っても
私はあの子(主人公)には勝てない。
──台詞─────────
ずっと、君だけを見ていた。
誰にでも優しくて、かっこよくて、人気者で。
いつも皆の中心にいるような人だった。
君の事が知りたくて
君に少しでも近付きたくて
苦手な料理も嫌いな勉強も頑張った。
君の好みに少しでも近付きたくて
メイクを覚えて ダイエットだってした。
やっと、君の正面に立てるところまで来た。
………なのに、どうして?
どうして、あの子なの?
君の理想と全然違うのに、私の方がずっと君を好きなのに、私の方が君を知ってるのに……!!
「私の、方が……」
自分の中から色んな感情が込み上げてくる。
怒り、悲しみ、憎しみ、妬み。
そうか、これは嫉妬だ。
あぁ、なんて醜いんだろう。
でも、だってしょうがないじゃない。
自分でも、どうすればいいのか分からないの。
ただただ、無条件にあの人の隣にいるのが許せなかった。
私には決して出来ない事だから。
※一人称変更OK
アレンジ・アドリブ自由
自分を磨いて、好かれる為の努力もして、それでもダメだった。
ねぇ、私はあと何をすればいいの?
どうすれば、君に好きになってもらえる?
「なんの努力もしないで、あの人に好かれる貴女が、私は嫌いよ」
主人公になれない女の子の話
少女漫画に出てくるような脇役というかモブというか……主人公に嫌がらせするタイプ笑の女の子の心情をイメージして書きました。
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