【声劇台本】思い出の街

春(　)×綾(　)

君の声が、聞こえてくるようなーー 高校生から大人になっていった男女のお話です。軽い人物設定等下に書いてありますので、気になる方はご一読ください。 青春の甘酸っぱいお話が書きたかったんですが、どうしてこんなことに。 ご使用の際は拍手かコメントをぽちりと残していただけると喜びます ********** （1:26～） 春：初めて声をかけられたのは 引っ越してすぐのこと 日差しが心地よくて 風が少しくすぐったくて 綾：『そこは立ち入り禁止だよ！』 春：今でも覚えてる 後ろから飛んできた 真っ直ぐな君の声 （1:06～） 綾：『引っ越してきたばっかりだったのか～って、それは言い訳になりません』 春：「すみません、でした…」 綾：『ふふ、嘘嘘。ていうか、君に声をかけた時点で、私も入っちゃってるし』 春：「あ！ほんとだ！ずるい！」 綾：『私は注意しようと思って仕方なくですー！』 春：明るくしっかり者の君に、すぐに引き込まれた （0:44～） 綾：『春―！遊びに行…まだ宿題やってんの？！もー仕方ないなあ、一緒に終わらすよ！』 春：「へへ、綾ならそう言ってくれると思った」 綾：『頼りすぎ！知らないよ、私が突然どっかいっちゃっても』 春：「大丈夫大丈夫、俺、やるときはやるから」 綾：『うるさいぽんこつ。口より手を動かして！』 （間を開けて） 春：たまにはこんな昔話で めそめそしてもいいだろうか 綾：『泣くなばか！』 春：そんな君の 明るくまっすぐな声が 今にも飛んできそうだった ********** 【設定】 春(はる)：25歳、男性 ほんわかした雰囲気。口では任して！という言うがどこか抜けている。高校入学時に引っ越しをして、綾と出会う。出会った時のことを「どこの鬼ばばが飛んできたかと思った」と語る。 綾(あや)：享年25歳、女性 小さな時から明るくしっかり者。困っている人を見かけると放っておけない。案外ちゃっかりしてる一面も。高校入学前、散歩の途中で春と出会う。出会った時のことを「本当はドロップキックかまそうかと思ってた」と語っては春をびびらせている。 お話： 春は実家からは離れた高校を受験し、知らない街で一人暮らしを始めることに。入学式前に街を見ておこうと、街を一望できる立ち入り禁止の看板がある茂みに入ったところを散歩途中の綾に見つかり、二人は出会う。しっかりものの綾と、どこか抜けた春は気が合っていた。家が近かった二人は何かと助け合い、親密さは増していく。高校卒業を機に交際を始め、大学卒業を機に結婚を決める。綾には幼い頃からの持病があり、長くは生きられなかったが、春はそれを全て了承していた。結婚して3年、綾は亡くなったが、春は出会った場所に立ち入っては、綾を思い出す。 ********* 使用音源： DOVA-SYNDROMEより 「陽だまりの約束」by風可＆葉羽様 編集:しいる 1/20 巡回用タグつけました 1/23追記: 演じてくださる皆さん、春と綾に命を吹き込んでくださりありがとうございます。拍手、コメントを頂いた方の声劇はあますことなく拝聴させていただいております。nanaの不具合かコメントを書き込めないので、追記にてお礼を述べさせていただきます。 1/24追記 無事コメントできました... #声劇 #台本 #声劇台本 #掛け合い #しいるの台本 #しいる_思い出の街