あいうえお
てんまつ
あいうえお
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ひらがなが覚えられないと
帰り道で泣いてたころ
遠くを見るのが好きだった
展望台 となり町の
しりとりがうまく続かないような
景色 写しとった
小さな紙を折りたたみ
鞄の底 隠しもった
夕空の感情論を
やってくる過去を
あなたの横顔が翳っていく訳を
眠れない心臓音を
何気ない嘘を
書くことになろうとは
あいうえお
五つ 一つずつ
いくつもの文字は
バラバラになって
風の吹く方へ
飛んでいった
ようやく学んだことでさえ
走るうちに忘れていた
ようやく忘れたはずなのに
歩きながら思い出した
青空の印象論を
過ぎ去った未来を
あなたの横顔が翳っていく訳を
聴こえない心臓音を
ありふれた嘘を
書くことが怖いとは
Comment
2commnets
- てんまつ
- 優ぬぅさんノスタルジーを掻き立てられる歌詞です(*^^*) 柔らかくしっとりとした歌い出しにうっとり聞いてましたが、あいうえおのハイトーンはハッとするとともに綺麗さに鳥肌が立ちました(*´∀`*) ふわぁっと視点が空に上がり文字が飛んでいく様が見えるようでした