声劇「山の主の代がわり」

秋乃のそうと白鷹の

ぱんださんの台本にハマってしまった。 良かったら聴いて下さい！ 秋乃：久々の里帰りのはずだった…… 白鷹：「やあ、主（ヌシ）よ。元気そうで何よりじゃ」 秋乃：はずだった 秋乃：「俺が山の主（ヌシ）……？」 白鷹：古くから山の主（ヌシ）はそこに住み、その霊力を持って厄災から山をお守りされた。時には害を排除し、時には恩恵を施す。 秋乃：されど、その霊力には限りがある。ここ、八ヶ岳の主（ヌシ）も今その力が失われようとしていた。 白鷹：「いわば、山の主（ヌシ）の代がわりというやつじゃな」 秋乃：「俺は人間だ、山の主（ヌシ）なんてできるわけ」 白鷹：「人間がなんだ、この土地に生きるものに過ぎぬ」 秋乃：「いや、それでもこの山に住むなんて」 白鷹：「大丈夫じゃ、お前は主（ヌシ）に選ばれたのだ」 秋乃：「なんだ、これ……」 白鷹：「人間じゃな。この山に新しく何かを作ろうとしているのだろう」 秋乃：「そんな勝手な」 白鷹：「人間は勝手なものなのだよ」 秋乃：「でも、そしたらこの山は」 白鷹：「良いか、主（ヌシ）よ。危惧すべきは人間ではない……変化だ」 秋乃：「俺はこの山が好きだ。この場所を残したいんだ」 白鷹：「良いのか？あれは主（ヌシ）と同じ人間だろう？」 秋乃：「人間がなんだ、この土地に生きるものに過ぎぬ」 白鷹：「よかろう、ならば共にいこう」 秋乃：『山の主（ヌシ）の代がわり』 10月20日公開 白鷹：「ここにおられる方をどなたと心得よう。山の主（ヌシ）なるぞ！」 #掛け合い #声劇 #2人声劇 #台本 #白岩ぱんだの台本