【落語声劇台本】〜 落書き ～

大五郎:さむねろ 子供:さむねろ 台本:柳妓

#落語 #一人声劇台本 #朗読 #声劇 #声劇台本 #一人二役 #コラボ募集中 #和風 #和風声劇 #和風声劇台本 つらつら喋る地の台詞が一番好きです。 江戸っ子口調合ってるのかね……？(笑) 落語してると気分が晴れるね、うんꉂ(ˊᗜˋ*) 噛んだけど← 以下オリジナルで追加した台詞入り落語 えー、落語には色々な登場人物が出てまいりますが 今回は大工の大五郎の話でして こいつが休みの日に散歩をしておりますってーと 近所の悪ガキが壁に落書きをしている 見かねた大五郎、その子供に声をかけます 大五郎）おいおい、お前、壁にこんな落書き しちまって、いいのかい？ 子供）大丈夫でい！いざとなったら 逃げるさ。 おいら、足には自信があるから よ。 大五郎）そんな事を言ってもお前さん、 ここの屋敷の主人はおっかないぜ。 俺ァ、前に仕事でこの家の修理を したんだが、何か気に食わない事が あるとすぐに手が出る。 子供）本当かい、おじちゃん。 でもどうしようか。 おいら、壁にこんなに落書きを しちまった。 改めて壁を見ますと正面だけじゃなく、右も左もずらっと落書きだらけでありまして 大五郎）自業自得だ謝っとけと言うにも、 これじゃ拳骨は免れられねぇなぁ… よぉし、それじゃあおじちゃんが 一肌脱いで一緒に策を練ってやろう そう言って大五郎、子供と一緒に脳みそを固く絞ったんだけれども、なんにもいい案が出てこない 大五郎）どうしたもんか、主人が帰って 来ちまう。 掃除して落ちるものでもなし…。 子供）潔く謝るのはダメなのかい？ 大五郎）扱き使われるのがオチさ。 子供）じゃあこれはどうだい。 壁に｢ごめん｣と書いておく。 おあとがよろしいようで