【声劇 朗読】愛を知らない君へ
ナズキ
【声劇 朗読】愛を知らない君へ
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すっごいエアーが入ってしまう・・・
そして素敵な台本でした
【台詞】
いつも笑顔で明るくて、可愛いあの子。
いつしか、その笑顔を独り占めしたいと思うようになった。
“それ”を知ったのは、彼女に出会って2年目の冬だった。
『俺が守らなきゃ』そう思った。
彼女が断らないと分かっていて、俺は手を差し伸べた。
俺は卑怯なやつだ。
それでも、彼女が欲しかった。
けれど、そんな俺を、彼女は『優しい人』だと言う。
俺との日々を『幸せ』だと言ってくれる。
それだけで嬉しくて、勝手に救われた気になっていた。
俺のしている事は、決して許される事じゃない。
それでも、彼女を守るためにはこれしかないと、本気で思ったんだ。
この関係がいつまでも続くわけない。
そんな事分かってた。
いつか、終わりが来る事も。
そしたら、もう二度と彼女に会えなくなる事も。
だから、その前に伝えたかった。
「愛してる」
愛を知らない君に、最初で最後の告白を。
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- ナズキ
- 日守ソラ ( ひのがみ そら )とっても綺麗な朗読でした^^ 素敵な一人声劇に拍手! (*’ω’ノノ゙☆パチパチ