【本気声劇】第一章 一話「桜道中」
台本:いずみ
【本気声劇】第一章 一話「桜道中」
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#本気声劇 #いずみの台本 #今昔幻想譚 #天つ神を護りし者たち_前編 #ほのぼの
【あらすじ】
江戸後期、春。
十六夜姫(アマテラス)の守り人である白夜一行は、江戸を中心に起きている怪奇現象や人間同士の諍(いさか)いの解決のため、各地を東奔西走していた。
ひと段落ついた所で現況報告のため、彼らは十六夜姫の元を尋ねるべく城下町を歩いていたのだが……
茶屋にて。
伊杏「平和ねぇ……」
並津「ほんまになぁ……ふあぁ……(あくび)」
雪「ついこの間まで"人ならざるモノ"と戦っていたのが、嘘みたいね」
夢緒「今回は、いつも以上に骨が折れたからなぁ、団子が美味い」
白夜「……(黙々とお茶をすすっている)」
鹿乃「あんた、そんなにバクバク食べてると太るわよ」
夢「あ?何か言ったか鹿乃」
鹿「あらぁ?その耳は飾りかしら?ふ・と・る(強調して)って言ったの」
夢「……お前よりは食ってない、だから太るのはお前だ」
鹿「…………女性に対しての口の聞き方がなってないわね、苦無(くない)をお見舞するわよ、雪が」
雪「ちょっと、私を巻き込まないで」
伊「まーた始まった。懲(こ)りないわねぇ、アンタたち」
並「ほら坊ちゃん、出番やで」
白「鹿姉(しかねぇ)、夢緒……喧嘩はやめてよ?」
鹿「い、いやぁね!白夜くん!!!ワタシたちこんなに仲良しなのに!ねぇ夢緒!?」
夢「ぐぇっ、やめろ!!!馬鹿力で肩を掴むないたたたたた」
鹿「誰が馬鹿力ですって!?」
白「…………はぁ(席を立つ)」
雪「ご馳走様。お姉さんお勘定(かんじょう)」
伊「あ、待ってよ雪!お姉さーん、Спасибо(スパシーバ)!」
並「はー、食った!ごちそうさん!」
夢「お前ら置いてくなってー!」
鹿「もう、あんたのせいだからね!」
(夢:何だとこの……! 鹿:あん?やるっての!?)※離れた所で
白「……やれやれ……」
続く
《キャスト》
夢緒・・・janixy
雪・・・MiYU
白夜・・・NR(ナイル)
鹿乃・・・小倉さち乃
伊杏・・・らら
並津・・・真っ黒クロスケ
(敬称略)
BGM:フリーBGM DOVA SYNDROME
茶屋にて written by MATSU様
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