メハジキ
一人声劇
メハジキ
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コラボ失礼します!りべるです!
メハジキにチャレンジしました!
女性役はあまり経験が少ないので、安定しないかもですが、頑張ってみました!
よかったらお聞きください☆
では、どうぞ!
↓引用失礼します!
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朝、学校に向かう途中、とても小さな木の実をたくさん踏んだ。
ぷちぷちという感触が足の裏から伝わってくる。まるで、ちくちくと 私の弱いところを耳元で囁く世間のように気持ちが悪い。
この感情何かに似ている。
「私ほど出来た女はどこにもいないわ」
気取った顔でのたまい、自分より劣る女を嘲り笑ったあの子。
あの子を思うこの気持ちとさっきのもやもやは似ている。
あの子を踏み潰すように 気が済むまで 何度も何度も踏みつけた。
踏むたびにあの憎悪が襲ってきて、ああ、吐き気がする。寒気がする。
苦しい苦しいとのたうちまわる 自分の心に知らぬ振りをし、にっこり、まだ何も知らぬ幼子のような無邪気な笑顔であの子の味方をする。
「あなた以上に素晴らしい女性はいないわ」
なんて、矛盾。こんな私はあの子より最低ね。
いいのよ、別に。
だって私は、私の世界で生きているのだから。
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口調さえ変えて頂けたら性別転換可能です。
一応設定もあるのですが、敢えて紹介はしないようにしています。
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Comment
1commnets
- あさぎ通知を増やしてしまうのでこちらに纏めて感想を綴らせて頂きます。 金盞花は落ち着いた雰囲気を纏っており、''悪いこと''をしたという自覚をもってして尚、死んでみたいという彼女の好奇心というより、覚悟が見えました。 金木犀は台詞量が多く、大変であったでしょう。すみません。 彼がイケメンになって帰ってきた様な錯覚を起こしました笑笑 最後の台詞に込められた想いが全てなのだろうと思わせる演じ方でした。 メハジキは序盤の木の実を踏んだは実際に私が踏んでしまったことでそこから着色していったのですが、どろりとした感情の中に、''私は私、彼女は彼女''としっかり割り切る彼女の思いがりべるさんが演じる事によって、はっきりと見えました。 長々とすみません;; 構っていただけてとっても嬉しかったです。有難うございました!