【掛け合い】物書きの憂鬱
【物書き】レモ・【猫】みみ
【掛け合い】物書きの憂鬱
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棒読みすぎてやばい←(語彙力
[物書き]
(やや早口)
君との記憶に一輪の百合(ゆり)の花を手向(たむ)けよう。
花が散ったら、またそこの花屋で買ってくるよ。
嫌だなぁ。君の匂いと雪の香りは酷く怖いんだ。
(少し間を置いて)
物書きの憂鬱。
(00.16 メロディから猫)
[猫]
物書き、もうじき冬が来る。
[物書き]
知ってる。花屋が閉まっちゃうね。
[猫]
あぁ。まだ怖いかい?冬は。
[物書き]
そうだね。花の香りが取れない。
[猫]
それだけじゃないさ。あの子と雪の匂いだ。
[物書き]
見てよ。まだページが真っ白。
足跡(あしあと)さえつけるのが怖い。
[猫]※2
私はもうこんな歳だ。
春を拝(おが)めるかも分からない。
[物書き]※1
貴方(あなた)までいなくなるなら、もう僕(私)に春なんか来なくていい。
[猫]
なら一緒に来るかい?
あちらには君の恋人もいるだろう。
[物書き]※1
そうだね。
けれど、そうしたら彼女(彼)は怒るかな。
……うん。怒ってくれるだろうな。
(終盤 00.20 付近)
[猫]
人の一生を花火に例えるなら。
猫の一生は風船を引っ掻くようなものだ。
物書きが最期(さいご)に綴(つづ)った言葉は私も知らないが、百合の花が咲くことはもう無いのだろう。
(ピアノが小さくなる)
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1commnets
- мïмïあぁーーーーもうレモくんほんとすき 声好きすぎ(˶‾᷄ ⁻̫ ‾᷅˵)