【声劇台本】延命料金【アニメ告知CM風】
七華:() 花子:()
【声劇台本】延命料金【アニメ告知CM風】
- 80
- 4
- 0
初めて台本投稿させていただきます!
いくつかセリフに目安として開始時間を書いていますが、書いた私も結構適当につけているので最悪無視してもらって大丈夫です。また、録音の際に見やすいよう残り秒数で記しています。
-------------------------
(水滴の音)
花子:私の命には、七日間につき千円の価値があるらしい。
(曲入り)
七華「失礼しまーす!園田さんいるー?」
花子:成績、容姿、運動能力……完璧なまでにごく一般的な、隣のクラスの女の子。そんな彼女は、
(ノイズ)
花子「さ、殺人、鬼……!?」
(曲フェードイン)
七華「さて、1週間経ったね。千円払う?それともここで死ぬ?」
花子「確かに辛くて苦しいけど……それでも私はまだ、生きたい!」
(歌入り)
七華「『友達』ってさー、監視するのに最適な関係だと思わない?」
花子「でも、私を助けてくれるのは……あの殺人鬼だけなのよね」
七華:薄い紙切れで繋がれたのは、
花子:命と、絆。
七華「こいつが死ぬのは延長料金が払えなくなって僕に殺される時、だよ。僕に断りもなく殺すなんて許さない」
花子「私の『普通の友達』だった人は私が虐めの標的になった瞬間、みんな私を見捨てて居なくなったわ。我が身可愛さにね」
(2人同時に/残り20秒あたり)
七華「だって、あいつは『友達』だから」
花子「だけど、あの子は『友達』なのよ」
花子「アニメ『延命料金』12月18日、深夜1時から放送開始。」
(最後のボーカルの声)
七華「今までお疲れ様。……おやすみ。」
-------------------------
・あらすじ
いじめの被害者である園田花子。自殺を考えていた彼女はある日、路地裏で殺人の現場を目撃、犯人である小野里七華と鉢合わせてしまう。
七華に口封じとして殺されそうになり、死が目前になって初めて自分の「生きたい」という気持ちを自覚した花子は、必死の思いで七華に命乞いの言葉を吐いた。
――「まだ死にたくない、お金なら払えるから」。
あまりにも格好のつかないその命乞いが、彼女らの唯一の『友達』の始まりだった。
・園田 花子(そのだ はなこ)
学校でいじめの標的にされている女子高生。
殺人鬼である七華に殺されかけるも、「七日間につき千円支払う」「絶対に七華の正体を漏らさない」という条件で殺害を延期してもらっている。
いじめそのものに加え、いじめを受け始めたことにより友人だった人間がみんな自分から離れて行ってしまった精神的苦痛から、表情の変化が乏しく淡々としている。
・小野里 七華(おのさと ななか)
数多の人間を「気が向いたから」という理由で手にかけてきた殺人鬼。
普段はごく一般的な女子高生を演じており、学校では花子の友人として自分の本性を花子が漏らさないように監視している。
『一般的』を演じている時はもちろんのこと、殺人鬼としての素の自分でいる時もほぼいつも笑顔を絶やさず、感情表現が豊か。むしろ無表情のほうが珍しい。
-------------------------
お借りした音源
DOVA-SYNDROME より
BGM
「Silhouette」/Marron Fields Production様
「Rock_Star」/HRK様
効果音
Chisato Kimura様、稿屋 隆様
編集:ないむ
#掛け合い #台本 #声劇 #アニメ告知CM風 #コラボ用 #CM風声劇
以下、コラボして頂いたもの
▶七華のみ
あじぽんさん
https://nana-music.com/sounds/044c1450/
▶花子のみ
翔宇さん
https://nana-music.com/sounds/03628680/
▶完成品
desireさん、あじぽんさん
https://nana-music.com/sounds/046400d6/
Comment
No Comments Yet.