【朗読】春風が吹くその日まで / ad-lib piano BGM 若草色
演奏 : レーニャさん 文 : aru-kai
【朗読】春風が吹くその日まで / ad-lib piano BGM 若草色
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もう多くは語りません
レーニャさん、いつも素敵な時間をありがとうございます
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君が、名前で呼んでくれるのが、好きだった。
普段は照れ臭くて言わないのに、急に呼ばれると、ドキッとする。
そんな僕の気持ち、君は気づいていたのか、気づかないふりをしていたのか。
こんなに長く一緒に居たのに、僕は君を知らない。
言葉にしないと、伝わらないこと、ある。
言葉にしても、伝わらないこと、ある。
ちゃんと伝えたかった。
でも、君を責めてるみたいで。
人の気持ちが分からないの?と問いかける僕が、一番君の気持ちを分かっていない。
自分のことしか考えてないよね?と詰め寄る僕が、一番、自己中心的だ。
これ以上君を傷つけたくない。
そう言う僕は、本当は自分が傷つきたくないだけで。
だから今、僕は君の側に居ない方がいい。
この心が解(と)けて、春の風を感じられたら、また会いに行くよ。
その時は、きっと笑顔で。
#NoMore違法音源 #朗読 #声劇 #台本
Comment
5commnets
- aru-kai
- べる改🔔@のんびりと♪これは色々とキュンとしちゃいますわ(●´ω`●) にーさんはピュアですねー
- aru-kai
- aru-kai幸せか… そうなのかもしれませんね この主人公は、自分を責めながら、相手を想っていて でも、自分が許せなくて この二人が、この先、また笑顔で会えるといいな… でも、こんな風になっちゃうって、限界なのかもね(笑) どうか、世界が少しでも多くの幸せで溢れますように
- 半角斎他人(例えとても近しい間柄でも)に対する感情の中に自己矛盾を見出す…それってできそうで中々できない事だよね。