遅咲キンモクセイ
ゆーいちご
遅咲キンモクセイ
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見慣れた景色を 甘い香りがそっと包んでゆく
変わらない気持ち 不安を煽る その素っ気無い返事
独りきりになり 部屋には虚しさが漂って
うるさいぐらいの方が丁度良いと 今更感じる
たいした台詞も言えないまま ただ待っててと伝え続けて
思い浮かぶのは あの笑顔
過ごしてきた環境の違い 言葉はいつでも空回りで
季節の変わりを告げる キンモクセイ
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