【声劇】 赤いアネモネ part.1【物語】
をたま
【声劇】 赤いアネモネ part.1【物語】
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連載形式です
小説を読むように読み上げてもらえれば。
語りとセリフは同じ人物です。
感情さえ込めてもらえれば幸いです
後に残酷な表現があります。
【パート1】
僕と彼女の出会いは彼女の勤めて居るカフェでの事。
会社の会議の為に数日後の予約を頼んだ時に僕は彼女に名前を伝えた。
💬「おのでら くよう で予約を、小野寺は良くあるおのでらです。
名前の字は供えるに養うの供養じゃなくて、九つの九に曜日の曜でクヨウ。」
すると彼女は口元を乳白色の細い指で隠し、まるで小説家ですね、面白い人。
と静かに笑った。
それから僕が恋に落ち、行動に移すまでは早かった。
そして僕は、彼女と僕たちになった。
だが程なくして、彼女はストーカーされるようになった、彼女は気付いていない様だが僕にはわかった。
ストーカーをしているのは彼女の働いているカフェの店長だ。
ある日見てしまったのだ、彼女の家に押し掛ける店長を……
【Part1終わり】
#声劇 #朗読 #ホラー
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