旅路の果て
オリジナル
旅路の果て
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何処までも続く長い旅路 見えない道標
騒ぎ合った仲間達も此処からは独りきり
描いてた夢は何時しか現実という壁の向こう
擦り減った靴底だけを信じて歩いていこう
立ち止まることもあるけれど
振り返ることもあるけれど
諦めることだけは まだ したくないから
伝えきれない言葉達を
思い出に変えたくないから
吹き曝しの崩れかけの想い 歌った
自惚れ庇いながら
それぞれのステージの上 それぞれ足掻いているだろう
どうせ降りられぬ舞台なら主役演じ切ろう
どんなに無様でも
躓くこともあるけれど
傷付くこともあるけれど
錆び付くことだけは まだ したくないから
手にした宝物達を
思い出に変えたくないから
別の路選んだ仲間を想い 歌った
孤独を背負いながら
慰めの言葉が
苛立ち呼ぶなら
立ち向かうための合図
どんなに 無様で 惨めで
泥臭く這い蹲っても
立ち止まることもあるけれど
振り返ることもあるけれど
諦めることだけは まだ したくないから
手にした宝物達を
思い出に変えたくないから
別の路選んだ仲間を想い 歌った
巡り行く季節の果てに
その向こうに何もなくても
ただ野垂れ死ぬだけでも 後悔はない
これまでの旅に
これからの旅に…
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