【声劇 台本】パンザマスト・ダイアリー【朗読 台詞】
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【声劇 台本】パンザマスト・ダイアリー【朗読 台詞】
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“聞こえる、声が、夏を透過して。”
なずなです。台本久々やん……。
季節外れだけど、ふと浮かんだ内容。
やっぱり自分は夏が好き。
そして最近知ったんだけど、パンザマストって全国的に使われる言葉じゃないのね……。てっきり普通にある言葉だと思ってた…。
パンザマストが鳴ったら家に帰ろう、って、子どもの頃言いませんでした?
…確かに横浜に来てからは聞いてない( ˘ω˘ )
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今日が終わる、震える言葉が、宙を舞う。
星空を旅してる、遠い遠い物語。
夕が消えて、また明日、なんて告げて。
夏を刻む、水鏡、硝子の中で唄う声。
セイレーン、ただ貴方を愛していて。
砕けた夏を透過して、空を泳ぐ金魚。
破片の時雨、海に消してよ。
朝に逃げて、朝が恐くて。
痛いほどに、辛いほどに、泣いて生きてんだ。
僕ら強くないからね、夏が来ようが、夜が来ようが。
笑ってくれよ、笑ってくれよ…。
烏が鳴く、夏が終わる。
海に放った、破片は再び星になる。
星の海を、描く船。
朝に目覚めを知るから。
眠る夕の、愛がすり抜けた。
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※BGMはハルキ様より。
#なずなシナリオ #声劇 #台本 #一人声劇
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