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ダウニーと酒とゲロの匂いが混じった部屋に
ママは掃除に来て大泣きしながら言ったよ
『もうこんなこと2度としないで』
そんな時だけ私の大好きな
優しい顔をして涙を誘って来たよ
でもあの時信じてくれなかったのはママじゃない
私は何度も訴えたよ 助けを求めたよ
でも初めてママと弟の目の前で首絞められた時
ママこう言ったよね
『心ちゃんも悪いんだよ』って
そこからがはじまりで終わりだった
かたや貴方はもうじき二十歳を迎える私を
見捨てる準備をしてて
助けを求めても聞いてくれなくて
最後に会った日は顔と顔同士が
くっつきあって
あと1ミリで
唇が重なりそうだったよ
『がんばれよ』そんなことを言って
あなたは逃げるように車を走らせてったね
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