【一人声劇】陸の金魚 台本
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【一人声劇】陸の金魚 台本
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どんな魅力も
どんなに神秘的なものでも
そこの器からでてしまえば
命をを失ってしまう。
陽の光を身にまとう
色鮮やかな朱色や琉金色の
金魚も鉢から跳ねてしまえば
干からび死んでしまうように。
滑稽で陳腐なものになってしまう。
きれいなものというのはそんなものだ
隔離されてるから特別に見える
場所を与えられてるから美しく見える
けど外に出てしまえば皆一緒。
いや器に入れられてるものは
場所を与えられなければ
干からびてしまう。
いとも簡単に干からびてしまう。
もろいものだ。
強く伸びやかに逆境を舞い踊る
そんなものになりたい
人を愛し、守られるような
自らを知り、大切にできるような
そんなものになりたい。
まるで陸で泳ぐ金魚のように
生きたい。生きていきたい。
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久しぶりの台本投稿です、
拙い文ではありますが
コラボしていただけると嬉しいです。
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