【朗読台本】追憶
作曲/演奏:ニョゼ 詩:aru-kai
【朗読台本】追憶
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兄さんがさっそく言葉を綴ってくださったので✨
独り言のようにボソボソと。
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君が吐く白い息が
僕の体を通り過ぎていった
あの日あの時 見た景色が
今でも瞼の裏に 浮かんでくる
冷たく透き通る空気
足元に広がる雲海
まるで神様が
二人のために用意してくれた
特別な時間
そんな事を口にした僕に
君が笑いながら言った
「特別なんかじゃないよ」
「きっとまた 一緒に見られるから」
そうだねと 応えた僕は
君の手を握りしめた
あれから何度
この季節を迎えたのだろう
淡く染まる雲海が
冷たく差し込む朝日に輝き
解(ほど)けるように 消えていく
振り返ると
君の吐く白い息も
消えていた
「きっとまた 一緒に見られるから」
冷たい朝日に包まれながら
君を想う
この輝きを
きっと
また
#NoMore違法音源 #朗読 #声劇 #台本
Comment
1commnets
- aru-kai寝起きから、ずーっと聴いてます 回転数を上げているのは私です(笑) ニョゼさんの朗読、染みる… この語り口調、真似できないな… 切ないお話に仕上がりました 素敵なお声を、ありがとうございます(^-^)