【喋る猫6】声劇台本
王様な猫() 不運にも通りかかった人()
【喋る猫6】声劇台本
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【喋る猫6】声劇台本
〈登場キャラ〉
王様な猫と不運にも通りかかった人
〔セリフ〕
(猫)
そこのニンゲン
(人)
私?
(猫)
そうだ
(人)
喋る猫だ
(猫)
その通り!余は言葉を話す猫である
存分(ぞんぶん)に敬(うやま)うがよい
(人)
じゃあ遠慮(えんりょ)なく
(猫)
やめぬか!!
(人)
いてっ!!なにすんのさ
(猫)
余に気安く触(ふ)れるでない
誰が良いと言った
(人)
違うの?
(猫)
違うわ、余は敬えと言った
(人)
ごめん、ところでその猫は?
(猫)
余の家臣(かしん)だが?
(人)
家臣?あなたは王様なの?
(猫)
いかにも!余は王である
(人)
へぇ〜
で?もう行っていい?
(猫)
無礼者!余の前を横切ろうとしてただで済むと思ったか?
(人)
えぇ、そんなこと言われても
(猫)
余の頼みを聞くなら許してもよい
(人)
なに?
(猫)
寝床(ねどこ)を献上(けんじょう)せよ
(人)
はい?
(猫)
外は寒い、だから暖かい場所を所望(しょもう)する
(人)
いや、ペットなら
(猫)
今なら王妃(おうひ)もつくぞ?
(人)
話聞いてる?
(猫)
不服か?
(人)
だって他にもいるんでしょ?
(猫)
当然
(人)
それなら猫の国でもつくれば?
(猫)
ほう、猫の国か悪くない
(人)
でしょ?
そろそろ行くね
(猫)
ではお前を大臣に任命する
余はお前が気に入った!
(人)
勘弁(かんべん)してくれ!!
[おしまい]
《あとがき》
今回は王様と名乗る猫と不運にも通りかかってしまった人のお話。
なんとも絡まれたら厄介そうですが、退屈にはならなさそうなタイプかもしれません。
猫にも王族とかいたりするのでしょうか?少し気になります。
割とセリフが多くて削った方ですが、あまりゆっくり読むと入りきれないかもしれないので注意です。
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【喋る猫】台本リスト
【喋る猫1】
https://nana-music.com/sounds/032b32dc/
【喋る猫2】
https://nana-music.com/sounds/032c43cd/
【喋る猫3】
https://nana-music.com/sounds/032d3618/
【喋る猫4】
https://nana-music.com/sounds/032ddaf7/
【喋る猫5】
https://nana-music.com/sounds/032e9adb/
【喋る猫7】
https://nana-music.com/sounds/03306833/
【喋る猫8】
https://nana-music.com/sounds/03313cbd/
【喋る猫9】
https://nana-music.com/sounds/0331f3ec/
【喋る猫10】
https://nana-music.com/sounds/0332db76/
【喋る猫11】
https://nana-music.com/sounds/03336752/
【喋る猫12】
https://nana-music.com/sounds/035573e0/
【喋る猫13】
https://nana-music.com/sounds/03568f62/
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