【声劇台本】夢世界
【BGM】E.サティ・【台本】明治・【読み手】ハクア
【声劇台本】夢世界
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読み方へったくそだな僕└(^p^┘)┘やんややんや←
台本↓↓
夜の教室。
濃紺(のうこん)の星空。
天空の水色プール。
真っ赤な消火栓(しょうかせん)。
いつの間にか夜は終わらなくなっていた。
朝は来ない。
星の音が散らばり、月が滲(にじ)んで、空に絵の具が混ざる。
ピアノの旋律(せんりつ)が空気に溶けて、飽和(ほうわ)していった。
絡まり合う空の色は、波のように気まぐれだ。
ここがどこか誰にも分からない。
ひと時の夢かもしれないし、永遠(とわ)に続く螺旋(らせん)の中なのかもしれない。
そこにいるのはただ1人の少年で、無人のピアノが鳴るだけの夢なんだ。
カラクリだと思うのなら夢の扉を叩いてごらん。ノックが帰ってきたならそこが君の帰る場所なんだ。
ここは夢の渚(なぎさ)。あるはずの無い時間。
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