取り返せない過ち
読み手: 台本:燈
取り返せない過ち
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待って!ちょっと待ってよ!まだ……
僕は、君に謝らなくてはならない。
君は僕にここまでしてくれたのに、僕は…それを全て壊してしまった
取り返しがつかないことも、君がそんな僕をどう思うかも、痛いほどにわかってる
「もう、あなたと一緒なんて嫌」
そう言い放った君の泣き顔は、どんなに時が経っても、ずっと忘れない。僕が初めて、今までの自分の過ちを客観視できた瞬間でもある
「あぁ、僕は今まで何をしてきたんだろう」
君は僕を想い、信じてくれていた…それだけで、僕は幸せであれたはずなのに…君のことも、裏切ることなんてなかったはずなのに…
何故、何故気が付くことが出来なかったんだ
これだけのことじゃないか…毎日毎日、僕のすぐ目の前にあったことじゃないか
今更、許して欲しいなんて言えない、言ってはいけない、そんなことはわかっている、
それでも、どうか、僕から離れていかないで…!!
「どうか…あと、あと一度だけでいい…僕の、想いを……」
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長らくnanaから離れておりました、お久しぶりです
友人の投稿を聴きに行き、そのまま復活しました、笑
暫く確認しない間に、たくさんの素敵なコラボの通知で溢れかえってました…全て聴かせていただきました、ありがとうございますm(._.)m
さて、台本11本目です。
自分の心の内にある小さなものに捏造を加え、肥大させて書いたものです。ここにはどんな過ちを犯したのかは明記していません、読み手の皆さんそれぞれで、想像して読んで頂けると幸いです(*´˘`*)
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