[1-1]ダイアトニックスケールって何なのさ in C
河上佑一
[1-1]ダイアトニックスケールって何なのさ in C
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#ジャズ理論公開講座 #ダイアトニックスケール #iRealpro
まず初回は大抵の理論書に載っている「ダイアトニックスケール」についてざっくり紹介。
メロディ奏者としては、いわゆる「ドレミファソラシド」の並びの音階から何れかの音をスタート地点としているスケール、くらいの認識です。実際には# やら♭ やらがついて12のキー(調性)があるのですがここではどちらも付かないin C (ハ長調) のダイアトニックスケールを以下に列挙。
☆イオニアン・スケール(メジャースケール)
ドレミファソラシド
○ドリアン・スケール
レミファソラシドレ
○フリギアン・スケール
ミファソラシドレミ
○リディアン・スケール
ファソラシドレミファ
○ミクソリディアン・スケール
ソラシドレミファソ
☆エオリアン・スケール(ナチュラルマイナースケール)
ラシドレミファソラ
○ロクリアン・スケール
シドレミファソラシ
よく理論書にある「ここのコードではなんちゃらスケールが使える」云々で出てくるスケールをとりあえず並べますが、正直な話、
メジャースケールとマイナースケール(☆を付けた2つ)以外は当分覚えなくてもいいです。
ごく一部のスタンダードでは「ここは基本このドリアンスケールで!」とはっきり指示してくる曲も無くはない(モード・ジャズってやつですね)のですが、そうでもない限り
メジャーかマイナースケール以外、自分はアドリブ中に意識してないです
そしてこのダイアトニックスケールを元にしたコード、「ダイアトニックコード」の話を次回したいのですが、実はそこにアドリブ奏者の前に立ち塞がる最初の壁が存在するのです……。(続く)
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