【朗読】野良猫
お題主 ひろと。 朗読者 ( 様)
【朗読】野良猫
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野良猫
なんとなく朗読お題です。
特に設定はないので皆さんのイメージで思い思いに読んでいただけると嬉しいです。
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主(あるじ)はとうの昔に何処かへ行っちまった。
俺を捨てていったのかもしれないし、あるいは知らない場所で一人野垂れ死んでやがるのかも知れない。
だから俺も1人さ。
待ってるわけじゃねぇ。期待してるわけじゃねぇ。かと言って、この家を守ってるわけでもねぇ。
ただただ、なんとなく俺はこの家で"野良猫"ってやつをやってるのさ。
馬鹿なやつだったぜ。
人間の癖していつも1人で、大して飯も食わねぇ、そのくせ俺には食べきれねぇくらいの飯を寄越(よこ)すんだ。
まったくどっちが飼い主だったか分かりやしない。
ここにいると、どうもまだ、あいつが帰ってくるようなそんな気がするんだがな。
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Comment
6commnets
- 住江
- ひろと。
- 住江友人がやってるのを聴いて… 後日お借りします!
- ひろと。
- いさコラボありがとうございます(・´ω`・) 勝手ながらツイッターにシェアさせていただきました(`・ω・´)
- き〜ちゃんお借りしました(ノ)`ω´(ヾ)