【映画予告風で、予告】雫のペンダント
レオ『虚夢』 ホノミ「あめめ」
【映画予告風で、予告】雫のペンダント
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君の笑顔が眩しくて、頭から離れない。
そして、また空に誓う。
─台本─────
レオ:雫のネックレス───
それは、君の気持ちが詰まった大切なもので、他よりも強い武器を作り出す最強のネックレス。
ホノミ:あと人踏ん張り!
レオ:分かってる! でも、全都(ぜんと)の塔まで距離あるぞ!
ホノミ:うん!
レオ:あの時の僕たちは強かった。自分達が住む都の中でも、一つ群を抜いて。
ホノミ:ふぅ・・・やっと全都の塔に着いたね・・・ほかに誰もいないみたいだし、後はここを抜けたら────
レオ:僕たちは強い。けれど、仲間の裏切りにだけは誰よりも弱かった。
ホノミ:仲間を信じれなきゃ決して強くなれないよ。
レオ:それが彼女の口癖だった。だからこそ、あの時僕たちは彼女を守れなかった。
ホノミ:レオ・・・こんな時に言うのもあれだけどさ・・・好き、だよ。
レオ:雫のネックレス 近日公開
ホノミ:レオ! 逃げて!
レオ:彼女を殺したのは、僕らも知っているжбЭ(濁す)だった───
─fin─────
・序章・
雨の降り注ぐなか、俺は古びたタオルを頭に乗せ、路地裏に座っていた。
配管は雨に打たれ、音を鳴らし、黒く汚れの溜まった道には、水溜まりが広がり、波紋がポツポツと広がる。
段ボールは色が変わり、ビニールシートの下の段ボールには、雨避けに猫が一匹寝転んでいる。
「なぁ、ミケ。」
段ボールの下にいる猫、ミケに呟くように話しかけた。
返事もなく、ミケの耳に雫が落ち、耳だけがピクリと動く。
「俺、決めたんだ。」
鋭い目付きで猫を見た。猫はようやく目を開き大きなあくびをする。
「俺、絶対に殺る。彼女を殺した犯人を、さ・・・」
そう言うと、猫はまた一度あくびをし、目を閉じる。
俺は空を見上げた。
空は色を変えることなく、灰色の雲だけが空に広がっていた。
笑うことなくそれを見た俺は、決意を堅め、空を睨んだ。
レオ・・・炎の都にて生きる男の子。
年齢は18歳くらいだが、動きは機敏で、都のなかでも、特に強い。
元は剣使いで、ランキングも7位と好成績だが、ネックレスの武器が銃なこともあり、武器を変更。それでも冷静なところから、ランキングを23位につけている。
ホノミ・・・レオ、そしてもう一人、ガイルと共に戦っていたスパイ。
三人で戦うチームとしてのスパイだったが、炎の都の他のスパイにより殺される。
ただ、誰が殺したかはわからない。レオを好きと告白し、雫のネックレスを作り出し、『武器』をレオに作り出す。
いつもは明るい女の子。
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Comment
1commnets
- 虚夢先生ありがとうございます!