会いたい〜異世界物のプロローグ風〜

BGM:蝶々P 台本:Kazusa

とうとう書いてしまった…。 個人的裏設定では異世界物のプロローグといったところでしょうか。 よかったら使ってやってください。 アレンジ、編集はいかようにも。 〜一応設定〜 ある脅威が世界を襲った。 生き物は成すすべもなく脅威に呑み込まれていき、世界の滅亡まであと一歩というところで、後の世で英雄と称えられる一組の男女が立ち上がった。 英雄達は見事な活躍を見せたが、脅威の元凶を倒しきることができず、それを果ての大地にそびえ立つ巨木に封印した。 それ以来、英雄の男性は姿を消した。 英雄の女性はしばらく目撃されていたが、程なくして姿を眩ませた。 ＿＿あれから500年。 〜〜 最後の○○は人の名前を入れていただければと思います。 〜〜 台本↓↓↓↓ 「年が…明けた…。」 眼下に広がる街では新年の祭りが催されており、夜中であるにも関わらず明るく、賑やかな様子だった。 「…あれからもう500年も経つのね…。」 街の中心に立つ巨大な木の枝に腰掛けた女性は、その木に語りかけるように話し始めた。 「……私達が勝ち取った光景よ。私達が望んだ未来が今ここにあるわ。」 女性は、熱っぽく呟き、ふいに泣きそうな顔をした。 「……私達が守った世界なのに……。」 「なぜ貴方はここにいないの。」 「ここにいるのに、すぐそこにいるのに。」 「貴方に触れることができない。」 「貴方を感じることができない。」 「貴方を抱きしめることができない。」 女性は必死になって木の幹に抱きつき、額をこすりつけていった。 「ああ…貴方に会いたい。会いたいわ。……ねぇ…○○。」 ↑↑↑↑↑↑ 英雄の男性は自分の体に脅威の元凶をふうじて、自分の体ごと元凶を巨木に封印した。という筋書きが私の中にあったりします。 #声劇台本 #声劇 #1人声劇 #一人声劇 #朗読 #切ない