自作朗読「とある雨の日の随想」
イチロク
自作朗読「とある雨の日の随想」
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ふと、考える。
自分のこと、昔のこと、
明日のこと、そして、君のこと。
でも、考えるだけ。
思考して、それによって
感情がどう波打っていくかを、眺めている。
小さな小さな、ひとり遊び。
雨が均等なリズムを保ちながら
地面に落ちて消えていく。
その様子を、ただ黙って傍観している。
時計の針は、あれから1から2へ動いただけ。
やれやれ、まだ暇を潰さねばならぬようだ。
——ふと、考える。
——考える、だけ。
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前に雨が降ってた時に、一人で店番しながら、
ボケーっと考えてた詩を読んでみた。
僕は一人でいる時、ちょくちょく、
こういう一人遊びをしています。
自分が生み出した思考や感情が
頭の中で生活しているのを眺めているような、
そんなイメージです。
BGMには大好きなショパン大先生の
「雨だれのエチュード」を。
この曲、ここからが良いところなんだ、、。
Comment
2commnets
- イチロク
- 真 夏すごく素敵な詩ですね、、! あと声のトーン(?)がすごい好きです