台本『ヘンゼルとグレーテル』
零
台本『ヘンゼルとグレーテル』
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ー『だって、美味しそうだったから』ー
「ねぇ、グレーテル。僕達は置いていかれたんだ」
「ねぇ、ヘンゼル。お菓子が沢山あるわ」
上のセリフを同時に
しばらくまをおいて
「ヘンゼル、私、お腹が捨てしまったわ、、」
「グレーテル、しばらく我慢してくれ。森の奥には沢山食べ物があるからね」
「ねぇ、ヘンゼル。この建物お菓子で出来ているのね」
「ああ、グレーテル。お菓子出てきているよ」
「でも変ねヘンゼル。おかしなのに食べれないわ」
「仕方ないさグレーテル。悪い魔女を倒さなきゃいけないんだ」
「それじゃあヘンゼル、私はどうすればいいの?」
「そうだね。グレーテル。君は魔女を釜のそばまで連れてきて」
「わかったわヘンゼル」
曲調が変わって戻ってから
「ねぇ、ヘンゼル。魔女はいないのにお菓子が食べれないわ 」
「仕方ないさグレーテル。別のものを探そう」
「それはそうとヘンゼル、この家、なんか懐かしいわ」
「ホントだねグレーテル。ずっとここで暮らしていたみたいだ」
「あら、釜からいい匂いがするわ」
「ああ、美味しそうな匂いだね」
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