【朗読台本】聖夜の孤独
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【朗読台本】聖夜の孤独
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2年前のクリスマス🎄
「非リア充の恨みをポエティックに綴ってやろう!」
そう思い立ち、ささっと作り上げた文章です。
おかげさまで現在も非リア充でございます。
うーん、「リア充」って言い方よくないと思いますよ、
別に「恋人がいること=充実していること」とは
……。
……限りませんからねっ!!(たぶん)
さてさて、
毎年のクリスマスが充実な方もそうでない方も…
ぜひぜひお読みくださいませ。笑
美しいBGMは、みわたかさんからお借りしています。
以下、台本です📚
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瞬きのたびに音が聞こえてきそうな、
堅く凍った空気の中を、
イルミネーションの光が飛び交って
白、金、緑、青…
入り乱れて、尾を引く残像…
街が明るくなればなるほど、
僕の目には白々しく冷たい光しか、
映らなくなる。
街角で置いてけぼりをくらった僕には、
やがて一筋の光も降ってこなくなる。
誰かが幸せになると、
誰かが不幸せになる原理。
君にわかってもらえるかな。
駅への階段を登っている途中で
突然襲ってきた、
身体を一気に握りつぶされるような感覚。
君にわかるかな。
誰かがやわらかく微笑むのと同時に、
誰かが静かに泣く瞬間。
君は知っているかな。
この場所にいる限り、
僕はそういうものから
自由になれないと思ってしまった。
何処かへ行かなければ、
何処かへ…
僕は、
夜の真っ黒な東京湾を漂う、
捨てられたレジ袋のようなものにすぎなくて…
自分が、どれだけ独りぼっちか。
そんなことを、
いちばん思い知ってしまう日なんだ。
Comment
3commnets
- う“ぁいすなはと読ませていただきました、素晴らしい台本をありがとうございました‼
- 言端こちらにも嬉しいコメントくださって、、ありがとうございます…!!そう言っていただけて本当に嬉死にそうです…🙏🙏素敵な朗読をありがとうございました(´;ω;`)♡
- 言端みわたかさん!!有難うございます…!!✨✨ そんな台本に合わせるのに、みわたかさんが演奏なさったこのメロディー以外、考えられませんでした…。素敵な楽曲を本当にありがとうございました😂