屍弔─another story─
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屍弔─another story─
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#どんなときも #槇原敬之 #井上苑子 #galaxy #CM #ピアノ
「さて、訓練を始めます・・・。」
私はそう言って教壇にたつ。
相変わらず、私はその場所にたつと、震え出すように緊張がからだ全身に巡る。
みんなにはすっごく似合ってるなんて言われるけど、人前に立つのは苦手・・・
なんといっても、私は一人でいる方が楽・・・というより、戦ってる方が楽しい。
そう思っても、笑顔で私は訓練を始めた。
いつものようにただふつうの時間。
当たり前だけれど当たり前じゃない時間が過ぎていった。
そして、訓練終了一日前、一通の手紙が届いた。
送り主の名前を見たとき、ただ涙か伝う。
「生きてたんだ。よかった、よかった・・・」
彼からの手紙だった。
彼のいままでのことも全部記された手紙。
そして最後に記されていた。
『俺は君が好きでした。いや、今も好きです。またいつか会えたとき、その時、俺に告白をする機会をください。』と───
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