銀色【1人声劇台本】
柊
銀色【1人声劇台本】
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書きました
読んでやってください
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もう俺(私)はどうしたらいいのか分からなくなっていた
何度繰り返してもダメ
繰り返すたびに、劣化している気さえしてくる
周りの声を全て逆に捉えてしまう
そんな自分が嫌いだったし
嫌われているのさえ自覚していた。
死のう。死のう。ただそう考える毎日
その癖、いざ実行に移せない、弱い自分が嫌いだ
僻む自分が嫌いだ羨む自分が嫌いだ妬む自分が嫌いだ
実力もないのにそんな感情を浮かべてしまう自分が嫌いだ
こんなちっぽけな自分ごときが
そんなことを考えていても世界は動き続ける
止まってくれやしない、
「今なら行ける気がするんだ」
俺は目の前の齦色に手を伸ばした。
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1commnets
- (あんね|ω・)お借りしました!