【一人声劇】死ぬ勇気と戦う勇気
台本【無名】語り手【】
【一人声劇】死ぬ勇気と戦う勇気
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なんでも、結局、綺麗事。
✩台詞✩
人は死にたいと願う時がある
たとえ孤独だと思っていても、
実はどこかでだれかと繋がっている
この世に生まれてきた以上、
その存在自体に意味があり、役割がある。
生きていればそのうち良いことがあるなんて言わない
ましてや、残された人のことを考えろなんて言えるはずがない
その人の辛さはその人にしか分からない
ただ残されたものの辛さも残されたものにしか分からない
どちらのほうが辛いかなんて比較することは出来ない
絶望は誰のところへもやってくる
絶望は周りをみえなくする
絶望はいつも死を運ぶ
しかし死を決意する勇気があるのなら
絶望と戦える勇気があるのではないだろうか
その勇気を、自分のためではなく、
他の人のために使ってみるのはどうだろう
生きるのを諦めるのはそれからでも遅くない
ほっておいても万人に死は訪れるのだから
✩special Thanks✩
笑っていたくて…
「グリザイアの果実」より
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