ワンナイト・アルカホリック
ハヌマーン
ワンナイト・アルカホリック
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むずい
日暮れ 路面電車に飛び乗って
現実逃避を計りまして
流れる景色を見る様な
窓にうつる自分を見る様な
およそ空っぽの頭の中
やけに響く英語のアナウンス
ビルを超えて 山を越えて
あの娘が住む町を越えて
気付けば夜に変わっている
静かに時は流れている
通りの向こう灯る店の
侘しい光に呑まれていく
胸の辺りで二回転半
グラスに注いだ毒を廻す
知らない町の知らない人
覚えたばかりのソレを飲めば
誰もが馬鹿に想えます
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1commnets
- T.D借りました。