《一人声劇》題 : 始まりの夜明け
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《一人声劇》題 : 始まりの夜明け
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ひ弱だった一人の青年は、一つの目標を目指し突き進む。
《台本》
願いは叶う。
そう信じ続け、早くも3年が経った。
石の上にも三年。
俺はあの日から成長できただろうか。
毎日血が滲むほどの修練に打ち込み、
己を極限までいじめ抜いた。
皮と骨ばかりだと、馬鹿にされた俺の体も
あの時よりは、引き締まったように感じる。
さて、頃合いか。
俺は背中に刀を担ぐ。
遠い地平線に朝日が顔を覗かせはじめる。
俺は力強く天を指差して
「お天道様!よーくみとけ!俺がでっけぇ男になるところをよ!」
そう叫んだ。
気合は十分。
己を信じ、あとは夢に突き進むのみ。
さぁ、準備は整った。
いざ、ゆかん!未開の地へ!
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