【声劇】 君と溜息と秋 《台本》
声劇
【声劇】 君と溜息と秋 《台本》
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あのさ、わたしは………。」。
私があいつと出会ったのは、んーと確か、桜が満開の春。
じゃなくて、木々は枯れ、空は薄暗い、そんな寂しげな冬の日だった。
確かあいつ、私のこと見て指差してさ、友達になんか話してるわけ。
正直ね、キモいな、とか思って。
というか怖かった(笑)
それで、あいつ、声掛けてきたの。
でね?こっからが面白いんだけどさ、いきなり「可愛いあなたが好きです」とか言い出すわけ。
いやいやいや、まず誰?ってなるじゃん?
さすがの私も笑ったよ(笑)
でもね、今はよく知ってるんだよ。
あいつがさ、バカマジメって言葉がよく似合うマジメバカなの。
でね、それでね………(泣く)
あぁ、もーやだ。なんであいつのことなんか思いだしてんの私。
すっごくくだらない。
………秋。
あいつは。。。。
(。。。。は、いなくなった、死んだという解釈です)
この気持ち、伝えたかったな。
さよなら、大好きな君。
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1commnets
- なおたのしさと切なさと淋しさめっちゃ伝わりました(T-T)