本物と偽物と中途半端な僕
台本【鶇鵺】 演者【】
本物と偽物と中途半端な僕
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本物に憧れ、本物になることを望み
偽物であることを受け入れられず
中途半端になった『僕』の話
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本物になりたかった。
偽物のままは嫌だった。
だから本物に近づこうとした、近づきたかった。
できなかった。
いや、最初から不可能だったんだ。
本物にも偽物にもなりきれない、中途半端な僕には叶えられないものだったんだ。
偽物を受け入れられずに、本物に憧れた。
なんで僕は本物じゃないんだろう?
なんで僕は偽物なんだろう?
周りは皆本物だった。
苦しかった。
憧れである本物が、器である偽物が、中途半端な僕を苦しめた。
自分自身の存在がコンプレックスになった。
僕が僕を認めてあげられなかった。
ねぇ、誰か教えてよ。
僕のこの苦しみはいつ終わるの?
僕はいつ本物になれるの?
教えてよ。
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長めの台本書いてみました
色々考察しながら演じてくれると嬉しいです
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