【朗読】深雪
台本:壬音 声:ゆとぷ
【朗読】深雪
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みおちゃんの朗読〜ヾ(*‘ω‘ )ノ
すごい読みやすかった!
いつもありがとうございますです(人´∀`*)
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夜中に目を覚まして窓を見ると、
辺りは一面の銀世界だった。
柔らかな雪が木々に、家に積もっている。
見慣れた冬の景色。
道理で今日は冷えたわけだ。
しんしんと、雪は降る。
全てを優しく包み込んで、沈黙させてゆく。
冷たいはずの雪に覆われた世界は、
むしろ暖かいのだと、
あなたは知っているだろうか。
誰にも踏み荒らされていない、
まっさらな雪に覆われた静かな世界。
舞い踊る雪の他に動くもののない、
切ない幻想のような夜の世界。
それはただ清らかで、厳(おごそ)かだ。
街灯の淡い光を受けて、
降り積もる雪はぼんやりと輝いている。
心が締め付けられるような、
懐かしい感情が溢れる。
あなたがこの景色を見たら、
一体何を想うのだろうか。
雪はなおも降り続ける。
真っ白な世界を舞台に、踊り続ける。
朝になったら、あなたにも見せてあげよう。
世界はこんなにも、美しいのだと。
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Comment
4commnets
- ゆとぷ@髪曲の伝道師
- 夜-よる- ☪︎*゚(七夜P)いい声で読むなぁ。凄いかっこいいね(^ν^)
- ゆとぷ@髪曲の伝道師
- 壬音拝聴させて頂いたよっ(`・ω・´) この台本は内容も使わせて貰ったBGMも気に入ってるんだー♪ ゆとぷさんいつも読んでくれて有難うーっ・:*+.\(( °ω° ))/.:+