歌姫とピアニスト(台本)
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歌姫とピアニスト(台本)
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台本では、初めてまして蝶夜です。
今回初めて書いてみました。
音を失くす歌姫のお話です。
ピアノの転調に合わせて読むと素敵な仕上がりになるかと思います。
目安として私が読んだものもありますので、よろしければ参考にどうぞ。
では、台本です。
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私は、幸せだ。
大好きな音楽を、ピアノを、声楽を、思いっきり学べる環境にいる。
私のことを理解してくれる、素晴らしいピアニストにも出会えた。
私なんかには、勿体ないくらい。
感謝してもしきれない。
…あのね、本当はね、
ずっとステージに立つの怖かったんだ。
でもね、貴女がいたから、貴女とだから、ここまで来ることができたの。
同じ舞台に立って、ドレスを着て
音楽を奏でることができて幸せだった。
…なのに、どうしてかな。
これからって時に、少しずつ音が聴こえなくなっていって…気のせいって思いたかった。
だけれど、確実に音は奪われていって治らなくって。
音の無い世界はとてつもなく残酷だ。
ありがとう、私の愛しいピアニスト。…さようなら。
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※一人称変更や語尾の変更など歓迎です、敢えて淡々と書いてみました。皆さんの演技を聞かせてくださると嬉しいです。
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1commnets
- 弌«イチ»㍑🌌♄お借りしました!ありがとうございます♪