【声劇台本】「夏の終わり」
演奏:みわたか様 台本:歩 読み手:
【声劇台本】「夏の終わり」
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夏の終わりを告げる鐘の音は儚い
君との思い出が全て嘘だったみたいに
この季節にしか出来ない事を 僕らは
夢中になって 甘い記憶だけを残した
暑くてほんのり火照った頬も
普段着とは違う浴衣姿の君も
はぐれないようにと繋いだ手も
子どもみたいに無邪気な笑みを浮かべて
懐かしい思い出が 大人になった今でも
誰かの隣でずっと感じてた
少し背伸びが出来る季節
お互いに「まだ」と戸惑う気持ちが
急速にスピードを上げて
君への想いを加速させた
これから先も ずっと一緒に、と…
そう願って毎日がそうであってほしいと
1番高い星に願いを込めた
終わる季節 終わらない季節
お互いの温もりを手のひらに残して
気持ちだけが氷のように冷たかった
願いは叶う物だと信じていたのに
君と同じ風景をずっと見られると思ったのに
隣に君のいないこの季節が
少し嫌いになるよ
早く次の季節が来いと願うボクだから
✁✂✃✄ ✁✂✃✄ ✁✂✃✄
季節が変わるように僕の恋心も変わる様。
読んでくださる方がいれば嬉しいです♡
アレンジ、アドリブ可。拍手かコメントお願いします。
他にも台本書いております。
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