声劇「壊れた時計」
黒ポテチ
声劇「壊れた時計」
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声劇、第二作目です!
実は1作目との繋がりももたせてるのでそこに注目してみると面白いかもしれません!
〇時計屋(男性) ●客(どちらでも)
(ドアが開く)
〇「いらっしゃいませ。」
●「壊れた時計を修理してほしいくて来たんですけれど、見てもらって良いですか?」
〇「はい、大丈夫ですよ。なるほど...これは...落とした時の衝撃で壊れたようですね。」
●「はい、妻が死んでしまった時にショックで落としてしまって...。」
〇「本当に、修理してよろしいのですか?」
●「えっと...それはどういう?」
〇「私には昔、たった1人の娘がいました。突然病気にかかってしまってですね、臓器移植で助かったものの、自殺してしまったんです。」
●「もしかして、そこに置いてある置き時計が止まってるのは...」
〇「はい。娘が死んだ時刻に、ちょうど止まったんです。これが運命だと言わんばかりにですね。」
●「それであなたは娘の存在を忘れないように、止まったままにしてるのですね。」
〇「はい。だから、本当に修理してよろしいのでしょうか?と聞いているのですよ。」
●「考えた結果、止まったままではダメだと思ったんです。」
〇「それは...なぜ?」
●「それでも、時間は進むからですよ。時を止めてしまうと、そこに心も停滞してしまう。だから前に進めるように、時を進めるんです。」
〇「...修理の依頼、承りました。また2日後、いらして下さい。」
●「はい、お願いいたしますね。」
セリフ書くの練習します(決意)
#BGM #日常 #ゆったり
Comment
1commnets
- 黒ポテチそうなんですか!w完全オリジナルですけどね...ww