閉まったシャッターにもたれて
僕らはとりあえず始発を待った
しゃがんだ足元の砂がざらついた
とりとめない話に笑い飽きて
ふと街を眺めてみたけど
肝心なものだけがいつもぼんやりして見えない
明日のことなんて
うまくやれるよって口に出すだけで
何かが変わるなんて
そんなはずないんだ
僕らだってやれるよって
そう チューニングの合わないギターみたいに
調子はずれでいいさ 行くんだ
答えなんてどこにだって
何通りもきっとあるはずだから
それぞれに手探りでもいい 生きて行けばいいんだ
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