(声劇)死の終わりは、ただ、温かく
台本:蘇良@ねこな 演者:あなたの名前
(声劇)死の終わりは、ただ、温かく
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神は気まぐれに、永遠に生きる筈であろう生き物を作った。
孤独に生き続ければ、永遠の生を。
しかし、自分以外の生に、ソレを見い出せばその時…孤独なる永遠に終わりが訪れる。
さぁ、果たして化物は
永遠なる時を、孤独なる生で噛みしめることを選ぶのか。はたまた
ソレを望み、ソレの温もりの中で死を選ぶのか…
台本↓
☆º°˚*☆ ☆º°˚*☆
神はいつだって、自分勝手だ。
俺は幸せというものを知らない。
神とやらのせいで、俺は永遠を得た化物として産み堕とされた。
血の気がなく、冷たさしか知らず…
森の奥、暮らし、死んでいた。
しかし、やはり神は身勝手で
知る筈の無いソレを知ってしまえば、俺の永遠は終わるらしい。
そんなある日、迷い込んできた。
瞳を硬く閉じた、少女。
俺は気まぐれに、少女を連れた。
それから…それから…
少女はいつだって明るくて、温かくて
ただ…ただ…
俺はソレを、幸せを…
幸せに、なっていた。
ある日、俺は指先に小さな切り傷を作った。
そこから溢れたモノ
俺の終わりが始まった。
けれど、構わない。
俺は初めて、生きているのだから
☆º°˚*☆ ☆º°˚*☆
幸せを知ったら、命のリミットが動き出す者の話。
少年にとって、永遠の孤独こそが死。
しかし、少女との出会いで、初めて生きることができたのです。
アナザー↓
https://nana-music.com/sounds/02e16dd7/
一人称、性別変換OKです。
『設定』少年(少女でも可)は怪我をしないんです。病気もしかり。
だから、怪我して、血が出て…は、永遠の終わりを告げる、普通に死んでしまうようになったサインなんです。
与太話↓
仕事中。
文庫の棚の欠本調査(その出版社の売れ筋本が懸けてないかのチェックです)を注文書片手にしてた訳です。
何気なく、その題名に心奪われ、この話を思いつきました。
「永遠も半ば過ぎて」
商品は無かったので、全く内容は知りませんですが。
永遠なのに半ばがある。
ということは、終わりがある…
からまたしても即興設定に、言葉をグチャグチャくっつけただけの台本となり…
のちに調べてみるとその作品
全くもって切なくないコメディーワールドな話らしい…( º﹃º` )
長々スミマセン|彡サッ
#ラスクラ企画
#LastCry
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3commnets
- 山田って苗字多いから山田、ぺっぺっぺーお借りします
- sakataお借りします
- 神埼 れい@ฅお借りします!