『君に好きと言えたなら』case.2-1
あなたのお名前×蘇良@ねこな
『君に好きと言えたなら』case.2-1
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case.2-1『花、想イ』
☆º°˚*☆ ☆º°˚*☆
想いに災いあれ
ある日、私にかけられた呪い。
その声は、言葉は、想いは、
どんなものでも、伝えた相手を不幸にする。
私は、孤独になった。
この部屋には、機械的に
生きる為のモノが送られてくるだけ。
なのに
2年前から、あなたが来るようになった。
冬になると何故か来なくなる、オカシナ世話係。
それでも、春になれば、また…
あぁ、なんて可哀想な人。
こんな屍相手に、お世話だなんてね。
笑えてきちゃうわ。
あなたは、季節の花だと言って、持ってきてくれる。
春と夏にはリナリアを
秋にはリンドウを
あなたはこの花が好きだと言っていた。
私の部屋に、花が咲く。
それでも。
あぁ、なんて可哀想な花。
「綺麗ね」
この想いさえ、あなたに伝える事も許されやしないのだから。
☆º°˚*☆ ☆º°˚*☆
早速、1話じゃ書ききれなかった。
ごめんなさい。
色々設定は、後ほど書きます。
何も伝えることが出来ない、許されない少女の話。
一人称変えても大丈夫です。
アドリブも世界観壊さない程度なら、OKです。
リンドウもリナリアも…鉢植えだっけか?
細かいことは気にしなーい!
花瓶でもいけたっけ?
ま、何でもいぃー!
持ってこれるならな!
…すみません。
企画説明?↓
https://nana-music.com/sounds/02dc7e9d/
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