【声劇台本】損壊
朗読者:夏智
【声劇台本】損壊
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#一人朗読 #声劇 #朗読
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前に進むたび、何かが壊れる音がした。
一体、何が壊れたのだろうか。
ボクにはもう、それすらもわからない。
ただ、頭の中でずっと、その音が響いていた。
彼女と出会ったのは、降りしきる雨の中だった。
ボクとよく似ていた彼女と仲良くなるのに、時間はかからなかった。
彼女といるとき、初めてボクは、ボクらしくいられた。
ある日のことだった。
彼女を、誰かが殺せといった。
悪魔の手先だ、と。
そして、そしてボクはどうしたのだったか。
覚えているのは、彼女の、悲しげな顔。
あぁ、そうだ。
ボクは彼女を・・・。
・・・何かの壊れる音に、ふと我に帰った。
今、ボクは何を考えていたのだろうか。
・・・わからない。
ただ少し、胸が痛い気がした。
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一発録りでごめんなさい!!
どんな感情なのかがとても難しかったです。なので、淡々と。
んー。微妙ですかね(´・ω・`)
Comment
4commnets
- ジュエ★メン@たまに声劇カミュの小説「異邦人み」たいな、雰囲気の台本ですね。夏智さんの声と淡々とした口調がとても合っていて、聴き入ってしまいました!
- ひよこ@アレンジどうぞ
- 夏智
- ひよこ@アレンジどうぞコラボありがとうございます! そうですね、回想以外は淡々とした感じなイメージで作りました! 回想は、うーん、どんな表現が1番なのでしょう・・・?