一人声劇「恋文」
おぶぶさん
一人声劇「恋文」
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おぶぶさんの素敵な演奏がコラボされていると知り、台本を拝見しにいったところ、とてもシンプルで、美しいような、どことなく切ないような、そんな素敵な言葉が綴られていて、思わずお借りさせていただきました……!
なるたけ感情を表面に出さず、淡々と語るように努めました。
[台本]
船の汽笛が聞こえるたびに、あなたが乗っているのではないかと期待をしてしまいます。
要らぬ期待をしてしまうから、港町の暮らしは本当に辛いものです。
陽の光を浴びるたびに、これは貴方が浴びた光なのか、それとも浴びる光なのか考えてしまいます。
貴方が今どこで何をしているのか、生きているのか、死んでいるのか。この手紙が届くのか、届かないのか。何もわかりません。
何もわからなくて、何もできなくて。
それでも貴方が帰ってきたときのためにと、捨てておけと言われたものは取っておいてあります。
貴方の着物から、貴方の匂いがしなくなってもうどれくらいたったのでしょうか。
今はただ無性に、貴方に抱きしめてもらいたいだけなのです。
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Comment
3commnets
- 壱(さね)ありがとうございます! 切ない雰囲気……守れてたなら幸いです!
- 壱(さね)
- おぶぶ🦫うお…壱さんありがとう!┏○