【声劇台本】『人と妖』 彼女の思い。
台本:九真 朗読者:千彗☆*(ちさと)
【声劇台本】『人と妖』 彼女の思い。
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切ない台本です。。
一発録りなので自信ないですが( *˙˙*)💭
声劇4
★・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚★・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚★・。
私は、彼が死んでもなお、この山奥の屋敷に身を留めている。
彼とのここでの日々はとても忘れがたいものだからだろうか。
彼は病弱な人間。
私はたった1人の妖(あやかし)。
人の一生は私にとって花よりも短くて、だからこそ病を患っていた彼の一生はとてもとても儚いものだった。
あぁ。人と妖は相いれぬのだ。
夏と冬は同時に訪れないように。
あそこに咲いている花と蜜蜂のような関係には程遠い。
これはきっと誰かの悪戯(イタズラ)などではなく、そういう定めなのであろう。
でもどうして。
愛することは許されないのでしょう。
人にも、私にも心はあるのです。
大好きでした。
大好きでした。
⋯愛していました。
そしてそれは今も変わることは無い。
貴方を⋯忘れたくはないから。
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