【トリスタンで】貴方に伝わるだろうか…
トリスタン
【トリスタンで】貴方に伝わるだろうか…
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トリスタンが、夕焼けに照らされキラキラと光る泉で、ある人を思った。
『神父さん。』
口から零れた『主』の名。
『では、1つ…貴方に唄を。』
木にもたれかかり『貴方に届くだろうか…』と、くすぐったそうに笑って言った……。
手に竪琴は持つも、弾かず…己の声だけで歌を歌った。終始、泉はキラキラと光を放つ。
キラキラと光る泉から、聴き手のように地に身をあずけ、トリスタンの歌声に耳を傾ける者。
切なげに歌い終えたトリスタンがその者の存在に気付いた。
『おや?女神様。いつからそこに?』
夕焼けを反射させる輝かしい泉は、いつまでも双方の頬を照りつけた………
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3commnets
- 翁斗松@またね。では、またいつの日か…!!
- 翁斗松@またね。女神殿……。ありがとう…!今度、語らおうじゃないか!!
- 翁斗松@またね。女神様に聞かれるとは…お恥ずかしい。評価、感謝するぞ…!(ニコッ) (んぁ!?///ありがとう…///)