声劇台本『幻夢の最果て』第1話(続く...のか？)

Unknown

#声劇台本 #キョウタロウ台本 設定☆ 常夏の浜辺、しかしそこは自分以外に誰もいない寂しい浜辺だった。少年の内面世界でもある。これは、夢のようでもあり、夢ではない。醒めない夢に、少年は不安になりながらも謎のカモメと共に夢の解明をはじめる。 －主人公『 少年』 －☆謎のカモメ『 性別不詳』 台本♡ －ここは、どこだ？ －☆おやおや、お客人のようだ －暑いな...太陽の光を遮るような遮蔽物もないし、一面砂浜が広がっている。誰もいないし、裸になってしまいたいくらいだ －☆なんとも、自由な人間だね －いつまで独りなんだろう、こんなところにずっと独りなんて、耐えられそうにない、歩いても歩いても、砂浜、砂、砂、砂... －☆君が創り出した空間だろうに、愚痴の多い子だ －喉が渇いた、喉がひりつくように熱い、夢が醒めない －あぁあ！もう、いいや...海水だろうと何だろうと飲んでしまえ！干からびるよりはましだろう －うげ、海水の味じゃなかった、飲みたいと思っていた炭酸ジュースの味だった、なんだろう？この現象は...ん？あれは、カモメ？ －☆やっと気づいたかい、お客人。ようこそ、夢幻の最果てへ。ここは、あなたが創り出した夢であって夢とは違う世界...さあ、ゆっくりしていってね －君は誰なんだ？早くここから、出してほしいんだけど... －☆それは、私には無理な相談だね？まぁ、自力で何とかしてよ、迷い人さん、うふふ －カモメのくせに、生意気な...