【朗読台本】死神のポリシー 彼の独白
読: 書:ろく
【朗読台本】死神のポリシー 彼の独白
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声出せなくて辛いので朗読を放出することにしました。時間ギリギリですすみませんm(_ _)m
下部に補足あり。
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僕は、望まれていた。世界から。
死神という仕事を与えられ、
気づけば、頂点まで上り詰めていた。
僕らは、「期限がきたもの」と「死を望むもの」を刈る。
奪った命の数が実績。どんな命も平等に1個。
死にたがる人も、生きたかった人も。
刈り取る技術を培った。
僕は死神だから、
死神の仕事をしなければ、生きていられない。
命を刈るのは、当然だ。
その日の担当は、ある老人。
死因は「老衰」
旅立つ準備をする猶予を与えた。
彼は愛され、信頼されていた。
そして、自分が何者であるか僕に語る。
夫であり、父であり、祖父であり、職人であると。
彼はその生をもって、何者かになったのだ。
死の間際、彼は笑う 。人生に悔いはないと。
そして最期に、僕にもありがとうを遺した。
僕は死神だから、
死神の仕事をしなければ、生きていられない。
でも、何かを奪うのは、もう飽きた。
そうして僕は、死神をやめる。
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【削りすぎて語れなかった補足】
死神たちは刈った命の数でランクを競ってます。刈るとき、人間界で不自然じゃないように死因を設定しなければならない。文中の老人は老衰でしたが、若くして期限が来れば「事故死」「他殺」「病死」などになるでしょう。「死を望むもの」は「自死」でいいので、死神は死因のセッティングの手間を考えて、少しでも「死にたい」と思った人に、自死をそそのかす。それが冷静な判断でなくとも。そうして業績を稼いでいる。という感じのトップ死神がありがとうって言われて、死神としてしかいられない自分、奪うことしかできない自分になんかもやっとした話です(雑なシメ)
そして最後の担当の少女の元へ。
https://nana-music.com/sounds/02d2d920/
BGM:Original Piano BGM(切なさ)byシュリ
#シュリオリジナル #朗読台本 #朗読声劇 #声劇台本 #一人声劇
Comment
10commnets
- なつろくさん台本までかけるのですね…!? 多才に合掌です…(-人-)どちらもお借りしました…!
- たけたけ@声劇+αお借りしました!
- ╂クレナイノソラ╂ただ、自分の低音でお葬式系ボイスだと若干変になるかもですけど、頑張るので許して下さいw (自分も中二全開ですよ!)
- たま【女声は桜骸ザクロ】少女の告白をやらせていただいて死神ver.も挑戦してみたいと思いました! お借りします〜!
- ろく(喋るほう)
- ╂クレナイノソラ╂凄く心に残る話しですね!
- ╂クレナイノソラ╂使わせて下さい!
- 光
- ろく(喋るほう)
- 光ボ、ボクやってみようかな……?