声劇台本 「カラン コロン キミノオト」
京汰〇〇×雅〇〇
声劇台本 「カラン コロン キミノオト」
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京汰「」
雅 『』
(イントロ)
『遠くから聞こえてくる 君の音
懐かしい あの 音が…』
(寄り添う2人に〜)
「よっ、1年ぶり!」
『久しぶり、やっぱり17歳のままなんだ』
「そりゃ死んだ幽霊だからなぁ…雅は太ったな」
「なっ!?余計なお世話っ!」
『はいはい、すみませんでしたー!』
◎ぷっ…あはははっ…(二人で笑い合う)
(そう いつの日だって〜)
「毎年京汰は 命日から七日間 必ず現れる」
『たった七日しか会えない、話せないんだ』
「辛くて忘れたいのに…」
『まだたくさん未練が残ってる』
「もう二度とあんな思いは…」
『忘れないで、俺のこと ずっと…』
(から紅に染まる〜)
「カラン コロン キミノオト…」
『まだ消えたくないっ、まだっ…!』
「どうして私だけが見えるの…」
『また来年、ね…またがあるか分かんねぇのに』
「もうやだ…分かんないよ!」
『大丈夫、約束する』
「カラン コロン キミノオト」
『2020年 夏 公開予定』
(歌が終わり最後までに)
『雅が迷わないように 俺が先にいる、約束する この音が…』
「だからあの音は…キミノオトなんだ…」
🔹🔸🔹🔸🔹🔸🔹🔸🔹🔸🔹
京汰(きょうた)
17歳の時、交通事故で亡くなった。未練が残っているのか 毎年命日から七日間、雅の前に現れる。雅とは幼なじみ。祖父の影響で下駄を好んで履いていた。
雅(みやび)
20歳。といっても少々子供っぽい。京汰が事故で亡くして以来 前に進めずにいる。毎年現れる京汰だが、自分だけが歳をとっていき あの日の辛い思い出を忘れたいのに…と悩んでいる。
カランコロンは下駄の音です。
京汰は祖父の影響で好んで下駄を履くようになります。
中学の頃、部活で悩む雅に 自分は雅が迷った時 支えになる。雅の先に自分はいるから この音に(下駄の音)ついてこればいい。そんな約束をします。
それ以来、なにか悩めばすぐに京汰に相談したり、嫌なことがあれば その音が必ず聞こえ 引っ張ってくれる、雅は音に安心を覚えます。
そんな時、事故で京汰を亡くします。
雅はあの音がどうしてキミノオトなのか、どうして自分にだけ会いに そして見えるのか。
七日間、2人はそれぞれの思いを馳せていきます。
この後の展開は…どうなったのでしょう?
初めての台本、至らぬ点はたくさんありますが 良ければコラボしてください
全部聞きに行きます!
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